体育大6年目ならではの悲劇と恐怖
皆様こんばんは。
体育大6年目の肥後です。
今日は「学校で部活の後輩と出くわす恐怖」についてお話していこうと思います。
私は、体育会の部活動に4年間所属していました。
最後の大会までしっかりやりきり、卒部することが出来ました。
しかし、卒部して以来2年間1度も部活動に顔を出したことはありません。
皆様にはそのことがどういう意味をもつのかおわかりいただけますでしょうか?
そうです。
「部活関係者や後輩と出会うことへの半端ない気まずさ」
です。
授業にでてさえいればテストの結果関係なしに単位をとれる体育大で6年間も滞在しているわけですから気まずさの熟成具合も半端ないです。
皆様も小中高で長期休み空けで学校に行くとどこかよそよそしさとか気まずい感じありましたよね?
それの究極版です。2年間熟成されてますから。
しかも「授業にでてさえいれば単位がとれる」
ぬくぬくの環境でプラス2年間学生生活を延長しているわけですから
「このゆるゆる大学に6年生がいるッッ!!」となった時点で瞬く間に周知の事実になってしまうわけです。
体育大の後輩達は無駄にコミュ力がありますから、自分が6年生だとバレてしまうと会う度に毎回毎回
「6年生の先輩こんにちはッッ!!」
と挨拶されることになります。
そうなると静かな学生生活を望む私にはたまったものではありません。
体育大6年生ほどレアな生物はいませんから、1人が6年目である事実を知ればあっという間に知れ渡って教室に着くまでの道程が挨拶ロードになってしまうわけです。
そんな先輩を自分も見てきました。
そんな先輩を見て
(うっわ〜6年目にはなりたくねぇ〜。てかならねえよ(笑))
と思っていた当時4年生の自分に次元の裂け目から口だけひょっこりだして
「君もああなるんだよ。」
と耳元で囁いてあげたいですね。
そうなってくると私の静かな学生生活の最大の敵は「私のことを知っている」人間になってくるわけです。
つまり部活動の後輩ですよね。
そいつらにはなにがなんでも絶対に絶対に会いたくないッッッ!!!!
そこで私はあらゆる想定をして
「絶対に後輩と会わない、出くわさない方法」
を見つけ出しました。
その方法は至って単純で
「後輩達が部活動をしているキャンパスでの授業を絶対に避ける」
ことと
「自分のことを知っている今の3、4年生の授業を履修しない」
その他にも後3つほど自分で出会わなさそうな工夫をして挑みました。
これで後輩に出会ってしまうリスクを極限まで下げたのです。
はい。
結論からいうと履修授業が同じでした。しかも3人。
[最も・尤も]《副》何よりも一番。他に比べ第一に。
[悪い]《形》不正・醜・劣・不適など、よい状態と対立する状態を表す語。よくない。
この言葉を組み合わせた[最悪]が起きてしまったんですよね。
2年生の授業なのになんで3、4年生がいるんだ!?(やいばのブーメランが自分にかえってくる)
など様々な思考が頭を駆け巡りましたが時既におそし。
後輩達の姿が確認できた瞬間
クラスに1人はいるぼっちで机に突っ伏して寝たフリするやつになって事なきを得ました。
後11回強制エンカウントがあるのかと思うと心臓が持ちません。
でもとりあえずどこまでバレずに済むのか試して見たいと思います。
リアルメタルギア。バレたら挨拶の集中砲火。
私の心臓が持つ限り楽しんでいきたいと思います。